2015/01/07

Racemenu3.0.0導入前に~ECEと比較する~



2015年1月1日、キャラクターエディットMODとしてECEと共に有名な「Racemenu」が3.0.0へアップデートされました。

Racemenu

私はほとんどずっとECEを使ってきたので、これまでのRacemenuの機能についてあまり把握してないんですが、
今回のアップデートを踏まえ、ECEと比較しつつ、その性能について書きたいと思います。

ECEとRacemenuはともにキャラクターエディット拡張Modです。これら2つには互換性がありません。(Mod間で顔が変わってしまう。データのやり取りは出来ない。)
基本的な性能としてスライダーを増加、拡張するというものがあります。
どちらもこの点は似ていて、新たに調整できるようになる箇所はほとんどおなじです。
ですのでどちらのほうがより幅広いキャラメイクかという点では、ほとんど差はない。ということを予め把握しておいてください。

そういう私は、今回のアップデートでECEからRacemenuに移行しました。
では、どんな点が違うのか、大きく違いが現れるところを重点的に比較、解説していきましょう。





カメラ機能


ECEでは、Shiftキー等を使って、カメラを操作するのに対し、Racemenuではカメラ用の操作画面が用意されています。
画面右上のタブから、それぞれの操作画面にいけますが、カメラモード中以外はズームしかできません。
ECEは自動でFOVを切り替えてくれるのに対し、Racemenuでは自分でコンソールから変更しなければいけません。
ECEに慣れているとワズらわしく感じますが、フリーカメラのような間隔で操作できるので、ECEよりカメラの自由度は高いです。
また、スライダー調整モードの間にShiftキーを入力すると、カメラがリセットされます。



ECEの「頂点編集」とRacemenuの「スカルプト」


ECEでお馴染みの頂点編集は、顔のメッシュの頂点単位で編集できる機能です。
これにより、スライダーで調整しきれないより細かい箇所を調整したり、あらたな形のパーツを作成することができるようになりました。

これに相当するRacemenuの機能がスカルプトです。
頂点編集が頂点のX,Y,Z座標を数値的に操作するのに対し、
スカルプトは粘土をこねるような感覚で、メッシュを編集します。本来の3Dモデリングのような作業ですね。



このように、画面左側にメッシュが表示されます。顔や髪、眼球などはそれぞれ可視、不可視を切り替えられたり、
ワイヤーフレーム(画面上の赤や青などの線)の表示非表示を切り替えることもできます。
左のウィンドウ上でマウス操作(パッド操作も可能?)し肉付けしたり、へこませたり、頂点を移動させメッシュを編集できます。

このウィンドウ内で操作が結構大変で、カメラはズームとアングル切り替えしかできません。(オブジェクトを垂直、水平方向に移動できない)
またミラー編集機能もあまり思い通りには機能しません。編集範囲の判定次第で右と左で微妙な差異が生まれてしまいます。(ECEの左右対称ヘッドメッシュを流用することで緩和される?)

直感的に操作できる分、細かい操作はしにくい、と言った感じでしょうか。
多くの人にとって、操作性ではECEに軍配があがるでしょう。

しかし、Racemenuスカルプトの最大の強みは、頂点編集で編集できない頂点を調整できることにあります。
頂点編集では顔メッシュの調整しかできないのに対し、Racemenuでは髪、眉、眼球(まつげ)、歯の調整をすることができます。
これにより、髪の毛を顔に合わせたバランスにすることができたり、瞼を頂点編集する際に生まれるまつげのズレを無くすこともできます。



セーブ機能


ECEはキャラメイク終了時にセーブするか尋ねられます。24スロットのセーブが可能です。
Racemenuにはプリセットという名のセーブ機能がもうけられています。
プリセットモードから、セーブとロードができます。セーブに名前をつけることもできます。



履歴機能


ECEにはPageUp,PageDownキーで機能する便利な履歴機能がありましたが、Racemenuにはありません。(スカルプトモードでのみ使えますがショートカットキーはありません。)
これは慣れてる人からするとかなり厄介な点です。手軽に、スライダーをグリグリして変化を比較できませんし、
誤ってプリセットをロードしたりすると、すべての作業が水の泡になってしまいます。


拡張パッチ


更にスライダーを追加するModとして、
ECEにはEnhanced Character Edit - More Body Sliders 
RacemenuにはXP32 Maximum Skeleton -XPMSに含まれているRaceMenu用パッチがあります。
どちらも体型をより幅広くメイキングすることができるようになります。ECEのほうが、より幅広い(人外な領域の)キャラメイクができます。


メッシュのインポート、エクスポート機能


Racemenu独自の機能として、顔メッシュのインポート、エクスポート機能があります。
Racemenuで出力したファイルに限らず、独立型フォロワーのファイルに含まれているメッシュファイルなどもインポートすることができ、
インポートしたものをスライダーやスカルプトでさらに調整することも可能です。
詳しく解説した記事を書いたので、ぜひ読んでみてください。

Racemenuのスカルプト機能を使って、Modフォロワーの顔をプレイヤーに移植、改変する方法


またChargen Exportを使えば、ECEで作ったキャラクターの顔メッシュをエクスポートし、Racemenuからインポートすることで、ECEで作ったキャラクターをRacemenu上で再現することが可能です。(あくまで顔のメッシュのインポートなので、髪、目、体型等はインポートできません。)

Enhanced Charcter Edit(ECE)からRacemenuへ移行する方法

ヘッドメッシュ


ECEでは、左右対称のヘッドメッシュを使用しています。
しかしRacemenuではSkyrim本来の左右非対称メッシュが使用されます。
これにより、左右対称のテクスチャを使用している方の環境下では微妙なズレが発生するおそれがあります。
環境に応じて、ECEのメッシュファイルを流用する必要がある場合があります。

まとめ


比較は以上となります。
やはり、操作性ではECEのほうが圧倒的な物があります。
ですが、ヘッドメッシュの取り込みや、スカルプトによるまつげ等の編集機能を含めると、Racemenuはかなり魅力的です。

トップの画像のキャラクターはECEで作成し、Racemenuでまつげを編集したキャラクターです。
いままではまつげが編集できなかったために、ずれてしまった箇所のまつげのテクスチャを透過してやり過ごしていました。
やはりまつげがあると遠目でも目がぱっちりします。まつげは威力絶大です。



ECEでのキャラメイクに満足してきた人は、ぜひ導入してみてはいかがでしょうか?



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1 件のコメント:

  1. うーん… 海外サイトでRMが性能的にECEを全ての意味で超えてるって言う外人さんが数名いるけど操作性はECEの方が有利なのか.. パット見、違いはカメラと頂点編集が髪、睫毛に対応しててさらに他人のfemalehead.nifをインポートできるだけならちょっと想像してたのとは残念かな。最初からRMが個人的に魅力なのはハイポリのCitrus headが理由だったけどそれだけで変わるのはちょっと骨が折れるw

    少ないけど追記としてTexture Overlayを説明したら良いかと思います。

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